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2019年11月 会津東山温泉「向瀧」宿泊記②【お部屋・お食事レビュー】

前回は愛が溢れすぎて歴史ばかり語ってしまいましたが、今回は「向瀧」のお部屋や食事の紹介です。

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今回予約したのは中庭向きのお部屋でした。山・川向きのお部屋もあります。

入口に着くと仲居さんや番頭さんが笑顔で迎えてくれました。

荷物を仲居さんに持っていただき、部屋まで行く途中に3つある温泉の説明をしてもらいながら部屋まで案内してもらいます。

Contents

館内紹介

お部屋(菊の間)

階段を上って、上って、上った先に私たちの部屋はありました。

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全24部屋あるお部屋には全部違う名前が付けられています。

私達が泊まった部屋は「菊の間」でした。

この部屋は前室のある部屋で、前室には鏡台や布団や浴衣が入っている押入れがありました。
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押入れの中にはアメニティもセットされていました。
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タオル・クシ・歯ブラシセットなど、最低限の物は置いてあります。

足袋も用意されているのが嬉しい。

全室を抜けると雪見障子から見える中庭。
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部屋の2面から中庭を眺められるなんて、贅沢な気分です。

雪見障子もですが、欄間など眺めてはうっとりしてしまいます。

部屋に入ってしばらくすると、部屋を担当してくれる仲居さんが抹茶と羊羹を持ってきてくれました。
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羊羹は手作りなんだそうです。

とっても優しい味で美味しいです。

仲居さんが夕食の時間を聞いてくれるので、希望の時間を伝えそれまでゆっくり。

部屋から見た中庭
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行ったときは紅葉が綺麗でした。

仲居さんが言うには私達が来る前の週の方がもっときれいだったそう。

惜しかった~。

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お風呂

ご飯に入る前にお風呂にも行っておきたいと思い、貸切風呂をのぞいてみたら誰も使ってなかったのでそちらに行きました。

貸切風呂は3つあり、予約をしなくても空いていれば入れます。

バスタオルは各温泉の脱衣所にあって、使い終わったらカゴの中に入れて部屋に戻ります。

いつも新しいタオルを使えるのが嬉しい。

そしてカゴの中のタオルは常に回収されているようで、いつも空です。

小さなことかもしれないですが、こんな心配りが嬉しいんですよね。

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昔懐かしい石造りのお風呂。
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浴槽は小さめなので、大人2人入ったら丁度良いくらいです。

結構深いので足を滑らせないように気を付けて入ります。

ずっとお湯が出ているので、いつでも綺麗なお風呂に入れます。

全身ポカポカの良い気分でお部屋に帰る途中の中庭。
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夜もライトに照らされて綺麗です。

そして夕食の時間になると、仲居さんが順番にお料理を持ってきてくれました。

この旅館は朝食も夕食も部屋食になります。

お食事

夕食

おしながき表を貰ったのですが、写真を撮り忘れてしまいました。。。

なので「向瀧」のHPを見ながら紹介していきます。

時期によって食事が違うようで、私達が行ったときは「秋の献立」でした。

まず初めに

食前酒「会津美里町 葡萄のしずく」
先付「盆地長葱の鰹がけ」
前菜「秋色満載の前菜」
向付「秋山河鯉月見」
強肴「にしんの山椒漬け」

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「盆地長葱の鰹がけ」は臭みが無く、やわらかくて美味しい~。

「にしんの山椒漬け」も噛めば噛むほど味がして美味しかったです。お酒が飲める人には嬉しい味付けかも。

煮物「会津伝統の汁 こづゆ」
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会津の郷土料理なんだそう。お土産やさんとかでも売っていました。
秋は銀杏が入っています。

焼物「実りの山里 朴葉焼き」f:id:blue-traveler:20200315192949j:plain

お凌ぎ「深山会津 きのこ飯」
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伝承の一品「会津藩直伝・鯉の甘煮」
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江戸時代から伝わる伝承品らしく、どの季節に行っても食べられます。

骨まで柔らかくて(食べられはしないですが)、味が染みててすっごく美味しいです。

とても大きいので食べ切れなかったら真空パックに入れて持ち帰れます、と仲居さんから説明がありましたが、美味しすぎて毎回完食です。

揚げ物「会津丸茄子とコシヒカリ」
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こちらの料理名はわからなかったです・・・
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そして、ここから写真がありません。。。

お腹いっぱいで撮るのを忘れてしまったんだと思います。。。

ご飯「会津産コシヒカリ」
デザート「会津りんごのジュレ掛け」

ご飯は「おひつ」に入れられていて、仲居さんがお茶碗によそってくれます。
おかわり自由です。

私も夫も、普段はご飯が美味しいとか、炊き方が上手い、とかあまり良くわからないのですが、ここのご飯はご飯が進み、おひつの中のご飯がいつも無くなってしまいます。

朝なんて、おひつの中のご飯が無くなり、おかわりをしたのに夫がすぐに食べてしまい、またおかわりをしようとしてましたが、さすがに止めました。

なんだか恥ずかしいじゃないですか。

それだけもちもちしていて美味しいです。

食事はテンポよく次から次へと運ばれてきて、スムーズ。

すべて会津で採れたものを使用していて、化学調味料、合成着色料、人工保存料、人工甘味料などは使われていないんだそうです。

どのお料理も丁寧に作られていて、優しい味でとっても美味しかったです。

大満足の夕食でした。

朝食

朝食も、夕食と同じく豪華な食事が部屋に運ばれてきます。

前日の夕食を食べ終わり、片付けをしてくださっている時に

「翌日の朝食は何時にお持ちしたら宜しいですか?」

と聞いてくれるので、私たちはいつも遅めの7時半にお願いしています。
(ラストの時間を忘れてしまいましたが、30分刻みでお願いできます)

こちらが、この日の献立でした。

会津門田産
有機小松菜の鰹掛け
松前漬け
筑前煮

紅鱒のせいろ蒸し
向瀧の温泉玉子 玉三郎
椎茸のつくだ煮
お漬もの
なめこの味噌汁(田舎味噌仕立て)

契約農家直送
会津のまんま こしひかり

かぼちゃぷりん

紅鱒のせいろ蒸し・なめこの味噌汁・こしひかりは後から温かいまま持ってきてくれるのですが、食事に夢中だったのか写真を撮り忘れてしまいました。

とても品数が多く、ボリュームもあるのですが、本当に美味しくてペロっと食べてしまいます。

朝食もご飯はおかわりが可能です。